初めてのソロでくじけそうになった思い出
↑これは初ソロではございません。
最初に通ったベリーダンススタジオ。
学んでたった2ヶ月で
「You、中級クラスに行っていいよ」
と外国人インストラクターから
レベルアップの許可をいただき
その直後にそのインストラクター様は
スキルアップしたいと
数ヶ月後の帰国を約束して
海外へ渡航してしまいました。
帰ってくることを信じて
週3回のレッスンに通い続け、
中級クラスのレッスン内で
1ヶ月後にソロを初披露することに。
もちろん見れたものではないけれど
上達のために通った道の一つです。
自分でもがんばってたし
努力してました。
ベリーダンスが好きすぎて
何をしててもダンスのことばかり
考えていました。
さてその中級クラス内のソロの発表は
自分で選曲し、振り付けもします。
先輩に見ていただいてからではなく
突っ走ってしまう性格のため
コソコソと自分だけで仕上げました。
仲間の前でソロを披露するのは
かなりの緊張です。
手足は冷たくなり、喉は乾き、
振付覚えてられてるのかも心配で
とにかく踊り切るのが精一杯。
私は人生でダンスを学んだ経験ゼロ。
20歳の頃に通ってみたジムの
エアロビレッスンの途中で
「あなたはこちらで見ていてください」
と参加の強制終了されるほどです。
多分センスなかったと思う。笑
そんな私が初の人前でのダンス。
すごい挑戦なわけです。
踊り終わった後は
見ていた中級クラスのメンバーから
一言ずつお言葉をいただく時間。
2人のアシスタントインストラクターの方々は
よかったよ、初めてなのにすごい!
みたいなお言葉をいただきました。
でも私は「M」の気があるのか
ダメ出し=本気でぶつかってくれる
と思い込んでいるからか
もっと辛口ください!
成長するには何が必要?
と、心の中で思い
何が不足してるのか知りたくて
なんだか不完全燃焼でした。
何人かからコメントをもらった後
残るは1人
その1人がね・・
もうね
見るからに毒舌そうな
あんまり笑顔もなく
ミステリアスなのか不満なのか
(めちゃくちゃ失礼な表現となってますが)
髪の毛めっちゃロングで
歴8年の大先輩の番になりました。
この人から言われたら
凹みそうだわー
辛口くれと言う割には
ちょっと怖気付き始めた私。
しゃーない。
何とでも言ってください!
「あのさ、
まず、この曲分かってたら
そういう振付にはならないよね」
え!え?え!
そうなの?
がーーーん
っていうか
おいおい、今までの先輩たち、
そんなこと一言も言ってなかったよ?
何?なんで誰も言ってくれなかったん?
この人からコメントもらうより
他の人からの方が良かったのに。
100万倍優しいと思うわー
OK, go ahead(続けましょう)
「曲の意味をちゃんと知って
その上で合う振付をしないと。
見てる方は、え?ってなるよ。」
入ってまだ3ヶ月だし
そんなこと知らんし
教えてくれてないし←犠牲者目線 笑
なんだよ💢
という気持ちが体内を駆け巡る。
・・を押さえ込んで
「なるほど。勉強になります!」
いやー大人の対応したなぁ、私!
そして心の中はどん底ですわ。
頭の中↓↓
やっぱりセンスないんじゃない?
やっぱりエアロビと一緒で
やめた方がいいのか?
合ってないのではないか?
嫌われてるのか?
勝手にぐるぐるし始める。
多分顔ひきつってたわ。笑
ということで
その辛口コメントを受け取り
私のソロの時間は終了。
中級クラスのレッスンが
そのままスタートしました。
レッスンが全く身に入ってこないのは
言うまでもありません。
今までの私なら
「やっぱり嫌われてんだろうな。
たった2ヶ月で中級クラスなんて
生意気だよな。
こっそり辞めよっと」
と、逃げてしまう性格ですが
なぜかベリーダンスは違いました。
まずいろいろ調べよう。
日本語ではあんまりサイトがないから
英語で調べてみよう。
と、出来ることから始めていきました。
下手くそって言われた方が
スッキリしたかも知れない。
初心者ですから、で済む。
でもベリーダンスの中でジャンルがあって
それに合わせた踊り方があるとは
知らなかった。
その大先輩にとっては
私はマイケルジャクソンかけながら
花笠音頭を踊っていたのかも知れない。
そりゃ違和感あるでしょう。
こうやって
初めてのソロが終わりました。
そしてそのレッスンの最後か
次のレッスンの時に
「次回の予約したいです」
と、自ら予約しに行くという
めちゃくちゃ積極的な私でした。
そうやって
少しずつ学びながら
習い始めて6ヶ月後に
初めてお客様の前で踊る機会、
発表会をする機会にも恵まれました。
続く
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